デスクでの作業は、肘から肩からおろした垂線より前に出ていることが多いですが、その場合は上腕を持ち上げ気味にしていることになります。また前腕が空中に浮いている場合もありますが、村の場合はかたや上腕の筋肉は、前腕のすべての重量を支えていることになります。
いずれの場合も、肩や上腕は動かしていないので、筋肉を使っているようには感じません。ですが、腕を一定の位置で保持するためには、その間筋肉を収縮し続ける必要があります。
ですので筋肉は、運動に代表されるような動いている時だけではなく、前述のデスクでの作業にも一定で使っていることになります。
動いていなくても疲れが生じるのはそのためです。しかも筋肉を収縮させ続けるため、筋肉の血管を圧迫し、筋肉への血流を阻害するため、酸素供給量を低下させることになります。
酸素の供給で改善
筋肉を動かすとき、酸素が消費されますが、その酸素は血液によって運ばれます。血液が循環は、全身のエネルギー消費量が大きいと高まります。しかし、座りっぱなしで手や目だけ使っていても、酸素消費量はごくごくわずかですので、血液の循環はうまくいきません。
そこで局所的に酸素不足が生じ、首、肩、腕の筋肉痛の原因となります。
もっとも、酸素不足は適度な運動により補うことが可能です。昔も座りっぱなしで行う作業はありましたが、それと同時に体を動かさなければいけないことも多くあったので、血液の循環がよくなり、結果的に酸素供給ができました。
ですので、現代を生きる私たちは、意図的に体を動かさなければ、酸素供給ができないとも言えます。